自転車盗被害 7割は無施錠 岡山県警、ロック徹底呼び掛け
岡山県内で昨年発生した自転車盗被害2311件のうち、約7割が無施錠だったことが、県警のまとめで分かった。中高生や大学生の被害が多く、県警は自転車の購入が増える新学期に向けて、施錠の徹底を呼び掛ける方針だ。
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県警によると、自転車盗の被害は2002年の1万936件をピークに減少傾向が続いている。昨年は前年(2304件)よりわずかながら増加し、そのうち無施錠は1601件と全体の69・3%だった。
被害者の内訳は、高校生581件▽大学生535件▽中学生164件▽専門学生97件―などと続き、自転車利用の多い中高生と大学・専門学生が59・6%を占めた。商業施設や駅周辺の駐輪場での被害が目立つという。
県警はこうした実態を踏まえ、無施錠車の盗難が相次いでいることを知らせるちらしを作った。県内の販売店でつくる協同組合に配布し、店頭で購入者への注意喚起を依頼している。
県警は自転車の盗難対策として、鍵を二重にかける「ツーロック」を推奨してきたが、生活安全企画課は「まずはワンロックだけでも狙われにくくなる。路上駐輪はせず、ロック機能が付いた駐輪場を利用してほしい」としている。
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